ほぼ年2回更新にまでなってきたこのブログ、これが今年2回目(つまり今年最後)の更新です。
今回は「Blutwurst (ブルートヴルスト)」というドイツのソーセージを美味しく食べてみます。
英語ではblood sausage, black puddingと呼ばれ、フランス語ではboudin noirという名の、平たく言えば血のソーセージです。
屠殺の時に出る血も無駄にせず食べよう、てことで、脂肪や内臓などと血液を臭み消しの香辛料と混ぜ、腸詰にしたもの。
こう書くとすごくグロテスクな感じがありますが、レバー好きな人ならハマる味だと思います。
(ドイツ人でも苦手という人は割と多いらしいですが…)
確かに味は濃いし、クセがないとは言えませんが、自分は好きですね。
日本ではほぼ見た記憶がなくて、ドイツで初めて目にし味わったものの一つです。
ドイツだと炒めてジャガイモと食べるみたいで、その料理の名前が「Tote Oma」(死んだばあちゃん)という、
そんなんやめたれよ、という名前なんですが。
初めて食べた時に「これはご飯に合うかも」と直感で思って、試しに作ってみたら美味しかったのでレシピ化しました。
【材料】 (2人分)
- Blutwurst (肉屋で買える新鮮なものがベスト) 200g
- 卵 1個
- ネギ (schnittlauch) 1本
- ニンニク 1かけ
- 白ワイン(料理用) コップ1杯くらい
今回は先日twitterで知った「和風ザワークラウト」もここに添えてみます。(作り方はこちら)
- ザワークラウト お好みの量
- ごま油
- 醤油
【作る】
- ザワークラウトに適量の醤油とごま油を加えて混ぜます。味見してちょうどいいあたりで完成。
2. ネギは細切りで炒めておき、卵はふわっとしたスクランブルエッグにしておきます。
4. フライパンに油をひき、薄切りニンニクを弱火で炒め、香りが出たらBlutwurstを入れます。
5. 焦げ付きやすいので注意しつつ、中火でほぐしながら炒めます。ここでバジルなど好みのハーブを加えても美味しい。
6. ほぐれたらワインを注ぎ、少し煮るような感じにします。もったりした感じになったら出来上がり。
和風ザワークラウトは酸っぱいナムルといった感じで、ご飯に合うと思います。Blutwurstは割と塩味が強く味も濃いので、味付けに塩を使わなくてもいいくらいです。酸っぱいものと味の濃いもの、合います。
ドイツの料理をそのまま丼にアレンジしたようなイメージなので、ドイツ丼です。
(他にも何かドイツ料理を丼アレンジできるかも)