ドイツビールを飲み比べてみた

ドイツは言わずと知れたビールの国。

国内では約5000種類のビールが造られており、ビール醸造所の数は約1200と言われています。

500ml瓶が平均で70~90セント(日本円だと100円前後)、味も種類も日本とは比べ物にならない位多種多様。

スーパーのビール売り場には相当の数のビールが並んでおります。

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この1年いろいろなビールを飲んできて好みのビールもいくつか出来たけれど、ちょっと改めて飲み比べしてみよう、ということで

6種類のビールを友達と飲み比べてみた。

でも本題に入る前に、ビールの基礎知識を少し。

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ビールはざっくり分けて3種類あります。

◆エール(Ale)酵母が樽の上にたまる「上面発酵」タイプ(常温・短期間で発酵)

  • イギリス・ベルギーなどで一般的
  • フルーティ
  • 古くからの醸造方法

◆ラガー(Lager)ドイツ語 “貯蔵、熟成”より 酵母が樽の下に沈む「下面発酵」タイプ(低温で発酵)

  • もとはドイツ・バイエルン地方のローカルビール
  • 琥珀色など、比較的濃い色

◆ピルスナー(Pilsner)「ビール」と聞いて誰もがイメージする世界的にポピュラーなスタイル。ラガーの兄弟

  • チェコのピルゼン(Pilsen)発祥
  • 淡い色、ホップの苦みが特徴

エールで有名なのはイギリスのバスペールエールとか、ベルギーのヒューガルテンとか。

ラガーは日本だったらキリンが有名。ピルスナーは世界の大半のビールメーカーが作っていて、透き通った黄金色で、すっきりとした飲み口、ホップの苦みが特徴のいわゆる「ビール」。日本のビールはほぼピルスナータイプに当たります。
ちなみにドイツには「ビール純粋令」という、「ビールの原料は大麦とホップと酵母と水のみ、それ以外はビールとは認めまへんで」とする法律がかつて存在し、いまだにこの法律を破ったビールはありません。(ちなみに小麦やサトウキビはエールタイプなら使用してもよいとのこと)

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さて今回はこの6種類を飲み比べてみます。。

 

 

_MG_7999ガッフェル・ケルシュ(Gaffel Kölsch)

  • エールタイプ、ケルンの地ビール

《感想》苦み・クセが少なく、サラッとしていて飲みやすい。後味が甘い。軽め。

さっぱりした後口なのでゴクゴクいける感じ。

 

 

 

 

_MG_8000◇ベルリナー・ピルスナー(Berliner Pilsner)

  • ベルリンで作られているピルスナー(Pilsner)
  • 王冠を集めると景品がもらえる→こういうの

《感想》ケルシュに比べて少しホップの苦みを感じる。万人がイメージするいわゆる普通のビール。タイ料理やインドネシア料理とか、アジアのご飯に合いそう!との事

 

 

 

_MG_8005フランツィスカーナー・ヴァイスビア(Franziskaner Weissbier)

  • ヴァイスビア(Weiss Bier)もしくはヴァイツェン(Weizen)
  • 原料に50%以上の小麦を使用したエール、小麦タンパク質による白濁と濃い味が特徴
  • バイエルン地方(南部)ではヴァイス(白ビール)、ドイツ北部及び西部ではヴァイツェン(小麦ビール)と呼ばれる
  • 成城石井でも買える

《感想》甘め、少しクセの強い味。濃い。肉料理と合いそう!との事。個人的にはこのタイプが好きです。

 

 

_MG_8002エルディンガー・クリスタルヴァイツェン(Erdinger Kristalweizen)

  • クリスタルヴァイツェン(Kristalweizen)。ヴァイツェンを濾過してクリアにしたもの
  • 白濁タイプより味が濃くなく、すっきりした感じ

《感想》甘めの味。フルーティで、ベリーの様な良い香り。結構さっぱりしていて味も良いので、今回は一番人気。和食や刺身、魚料理に合いそう!とのこと。

 

 

_MG_8008ケストリッツァー・シュヴァルツビア(Köstritzer Schwarzbier)

  • いわゆる黒ビール。ラガータイプ
  • 製造過程で麦芽を乾燥させる際、高熱で麦芽の糖分をカラメル化して醸造(要は麦を焦がしてる)
  • 柔らかい味、苦みが強い等さまざまな特徴

《感想》焦がした麦の様なフレーバー。サトウキビみたいな風味。見た目程味が濃いわけではない。酢豚とか、黒酢と小籠包とか、酢と相性がいいかも!とのこと。

 

 

 

_MG_8014アウグスティーナー・エーデルシュトフ(Augustiner Edelstoff)

  • エクスポート(アルコール度数高め)タイプ、19世紀後半ドルトムント発祥
  • 苦みは比較的弱く、マイルドな味
  • ミュンヘンの老舗の醸造所の有名なビール

《感想》さっぱり。個人的にはこの1年で飲んだビールの中で一番美味しい、と思っていたけど、今回のラインナップの中ではErdingerのKristalに次いで2位。

 

 

 

…という事で、今回の中では満場一致でErdinger Kristalが一番美味しかった!という結果に。

あくまで個人で好みは違うと思うので参考までに・・。ピルスナーとケルシュ、ヴァイツェンとクリスタルという風に「似ている感じで全く味が違う」のがはっきり分かって楽しめたり、同じ材料でも製法の違いで黒くなったり琥珀色になったりと、改めてビールの面白さがよくわかりました。ちなみに硬水で作るか軟水で作るかも色に影響し、硬水のドイツは琥珀色になりやすく、軟水のチェコは黄金色になりやすいとの事。
ちなみに今回、6本合わせても600円しなかった。水より安いというのも不思議。

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